ランドリソース 空家を産まない社会を目指して

代表のごあいさつ

「土地資源」という言葉は、聞きなれない言葉!

資源と言えば、石油や金属など加工して製品にするための「原材料」を指すのに対し、土地は「不動産=動かない資産(財産)」として扱われてきました。そもそも土地は、仕事や生活のために使うためのもので、それ自体何の使い道のない「お金」とは違います。でも他の資源と異なり、土地は消費されることも無くなることもなく、使わなくてもそこにあり続けるので、お金が発明されるずっと以前から、土地は「財産」として引き継がれてきました。

ところが今、その大切な財産が有り余り、放置されている

これまでは、使われなくなった土地は売るなり貸すなりすれば良かったのですが、今はそう簡単ではありません。経済が成長し、持っているだけで値が上がる時代に生まれた「土地神話」はすっかり消え失せてしまい、現在では、空き家や空き店舗、耕作放棄地など至る所で土地が放置や放棄されています。借り手や買い手が見つからなければ、土地所有者には成すすべもありません。

その原因は、所有者自身が「土地を自分で使うこと」を忘れたから?

昔は大多数の人が自分の土地で仕事をし、働く人たちも一緒に暮らしていましたが、今や多くの人が他人の土地で仕事をし、自分の土地には休みに戻るだけになってしまいました。仕事場が遠ければさらに小さな家に別れて暮らすようになり、大きな家では部屋が余り、放置されます。結局「土地を自分で使う」ということには、自分の土地で暮らすだけでなく「仕事をする」ということが必要です。家族が分解し後継者が育たなければ、こうした家業も続けられなり、やがて家を維持できなくなります。

しかし売却や賃貸は、問題解決でなく先送り?

土地を自分で使えなくなっても「他人に貸すこと」ができれば収入を得られます。しかし、すでに建物は供給過剰で、よほど利用価値の高い好条件でないと貸すことは難しく、かといって施設や環境を整え、大勢の人々を集め、商売しやすい好条件を整えるのは大変です。また「他人に売ること」ができれば、好条件の土地に買い替えることができるかもしれませんが、やがて同じことを繰り返しになるでしょう。かといってお金で持っていても、永久に使い続けられる土地とは異なり、いずれ無くなってしまいます。

結局土地所有者は孤立し、空き家は増え続けてしまう!

土地を持て余し困っていても、所有者の身になって考えてくれるはずの家族はあてにならないかも知れません。土地が個人の財産であることを口実に、社会は所有者に負担とリスクを負わせています。一方で、所有者なら無料でかつ自由自在に土地を使えますが、土地を持たない人々は賃貸の制約と負担にあえぎ、新たな事業を立ち上げられずにいます。もしも誰かがこの停滞を打破するのであれば、一番有利なのは所有者本人に違いありません。

そこで私たちは、日本土地資源協会を立ち上げた

土地資源とは、「みんなで使うための土地」のこと。
土地を自分のものとして使いたいと願う事業者と、
土地で自分の思いを叶えたいと願う所有者に呼びかけて、
所有者の負担とリスクを分かち合い、ともに夢や願いを語り合うことで、
家族のような仲間になりたいと思います。
そしてメンバーのみんなが、土地資源の永遠の自由と可能性を手に入れ、夢の実現に取り組みます。

2012年10月13日 一般社団法人 日本土地資源協会 代表理事 松村拓也

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