平地の整備(1803例会)

3月の例会は、久しぶりに保全山荘で開催したが、凍結のせいか浴室のシャワー水栓に亀裂が入り、元栓を開けたとたんに噴水になってしまった。やはり、寒冷地の越冬は厳しい。

とはいえ、今日はぽかぽか春の陽気なので、雨戸を全部空けて布団を干しながら例会を始めた。

この活動も、今年の7月でまる2年を経過することになる。

年間を通じて毎月森を訪れることで、様々なことが判ってきたが、これからいよいよ所有者として何をすべきかというフェイズを迎える。

今後はレクリエーションだけでなく、少し環境整備にもチャレンジしようということで意見がまとまった。

昼前には保全山荘を出て、車で名栗の森に向かった。

途中Yさんの店(ブルータープ)に立ち寄り、補充用のチラシを受け取った。

周りの山を見回すと、うっすらとガスのように花粉が立ち込めていて、見ただけで花が無図かゆくなってきた。

森に着くと、チラシを補充し、そのあとまっすぐご神木に向かった。

木漏れ日がご神木の周りを明るくして、神々しい佇まいだったが、足元の石積みも少し苔生していて、周囲に馴染んでいた。

その後、少し登って「岬」に行き、キャンプのイメージを描いた後に、森の入り口付近までおりてきて、平地の整備に取り掛かった。

作業用に持参した「のことなた」で、細い低木や枯れ枝を取り払うと、30分ほどの作業で平地を作ることができた。

足元に転がる間伐材の間を小枝や枯草で埋めていけば、自然な平地が作れそうだ。現地で調達できるものだけで行う環境整備こそが、この森にふさわしいと一同納得。

作業の後は、湖畔の草地で弁当にありつき、その後、今月いっぱいでひとまず閉店の壺小屋カフェを訪れた。

美味しいスイーツをいただいた後、今日はバスで飯能へ。

今日は、のんびりとした春の一日を満喫した。

次回は4月28日(日)。

棒の折山頂は桜の見ごろになりそうなので、是非とも登山会を計画したいと意見がまとまった。

(松村)

 

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