僕は今、毎月5万円の小遣いをもらっているが、ほとんど5万円の貯金をしている。スーパーカブというバイクに乗っていて、これがリッターあたり60キロぐらい走るので、自宅から笑恵館までの往復が電車だと900円位かかるところ、カブだと100円程度で済む。笑恵館には週3日通っているので、電車に乗ったと思えば毎週2400円、月に1万円位が浮いてくる。今の僕は、このお金で暮らしているので、さっきの貯金ができてしまう。いきなりお金の話をしたが、僕は暮らしが充実すればするほどお金がかからなくなってくる。なぜだろうと思い、今日はちょっと考えてみることにした。 “依存とサービス” の続きを読む
最高の最低
脱地主革命とは、明治維新における地租改革や町村大合併など地主の社会的役割を行政に移行し、その後の土地売買の促進などにより、土地を所有する市民から「地主の自覚」を消去したプロセスのことを指す僕の造語だ。江戸時代までの封建社会において、実質的に地域社会と経済の運営を担ってきた地主の抹殺を、「 “最高の最低” の続きを読む
賃貸と共有
所有について考える日々の中で、一つの疑問に出会い、歩みが止まっている。今日はこのブログを書くことで、この迷路から脱出したい。所有とは「AがBを所持する」とか、「AがBを制御する」など、AとBの非対称な関係を指す言葉だ。空間的には「AがBを含んでいる」ときにAがBを所有しているイメージだ。これを日本語では「AのB」と表現する。たとえば、「日本の東京」と言えば「日本国の中の東京都」であり、 “賃貸と共有” の続きを読む
ベーシックライフ
歴史はあたかも、地主を滅ぼそうとしていたように思えたのだが、それは違っていたようだ。土地利用の推進は政府が担っているように思われているが、それはインフラや資源となる公有地だけであり、暮らしや経済を担う民有地からは固定資産税や相続税を取るだけだ。補助金だらけの福祉やサポートが充実するばかりで、 “ベーシックライフ” の続きを読む
後出しの夢
地主の学校の執筆作業が、ようやくはかどり出し、何とか30%程度にこぎつけた。遅くとも8月中には完成し、9月には延び延びになっているSHO-KEI-KAN展Ⅴで、展示リリースしたいと思っている。執筆のスタートに当たり、一番苦労したのが、この本のまえがきだ。地主の学校という仮タイトルにしても判り難いのに、その内容はもっとわかりにくい。まあ、判り難いからこそ、書籍化を決めじっくり説明しようと思うのだが、 “後出しの夢” の続きを読む
未来への継承
ようやく地主の学校の執筆を開始した。これまでこのブログにもいろいろと書いてきたが、いざ書籍を目指して書き始めると話の内容も深まって、新たな気づきがあるから面白い。今日はそんな出来事を紹介する。 “未来への継承” の続きを読む
未来の無い社会
あなたは未来についてまじめに考えているか。世の中は変化が激しいので、未来を考えるのは難しいなどと、いい加減なことを行っていないだろうか。確かに昔は、何百年も社会が変わらないことが普通だったので、未来は考えなくてもわかったかもしれない。長く続いた徳川時代なら、家業や家督を子孫に引き継ぐ “未来の無い社会” の続きを読む
地主革命
革命とは、統治体制が急激かつ根底的に変革されること。具体的には、支配する側とされる側が入れ替わることを指す。はるか昔の原始時代は、強いものが弱いものを支配する世界だったが、支配される側がより良い世界をつくるために団結し、幾度も革命を繰り返してきたのが人類だ。しかし、革命が繰り返されたのは、 “地主革命” の続きを読む
それにしても、なぜ地主?
地主の学校について、様々な人と話すうちに、素朴な疑問が湧いてきた。結局松村さんは何をやりたいのか?・・・と。確かに「地主」という言葉自体がもたらす違和感とか、意外性こそが「地主の学校」の目的なのかもしれない。例えば、地主と言われても、多くの土地所有者が実感を持たないことはすでに何度も述べてきたが、それは継承でなく売買で土地を手に入れたから。つまり、売買することで失われるものがあることを伝えるためだ。また、地主に関する法律や学問が無いことも、 “それにしても、なぜ地主?” の続きを読む
継承と売買
現代の土地所有者に「あなたは地主ですか?」と尋ねると、ほとんどの人がNOという。それは多くの場合、自分の土地が先祖代々引き継いできた土地ではなく、購入した土地だからだ。先祖から引き継ぐとは、具体的には親から相続することなので、無償でもらうことを指す。親もその親も、土地はずっと無償で引き継がれてきたのは、 “継承と売買” の続きを読む
