公益申請に関する内閣府への対応を巡り、悶々とする日々に追い打ちをかけるように風邪をこじらせ、最悪の日々が続く今日この頃。 だが、またしてもつまらないやり取りの中から、問題の核心は明らかになりつつある。 僕が最も説明に苦慮し、誤解を招き、その議論の必要性を疑いつつも譲れないのが「所有権」に関する議論だ。 “夢見るオーナーの会” の続きを読む
所有者参加の土地活用
土地を活用しないのは「もったいない」と言うけれど、それは何のことでしょう。所有者が他人に貸して家賃を取ろうとしないことなのか、どうせ使わないのに他人に安く使わせないことなのか、いずれにせよ「土地で利益を上げないこと」を指しているのではないでしょうか。所有権とは、それを使って何をしてもよい自由のこと。そこで利益を求めるのも求めないのも、所詮所有者の自由です。私たちは、この「自由を使わないこと」を「もったいない」と考えます。 “所有者参加の土地活用” の続きを読む
ランドリソースってどういう意味?
土地は不動産とも呼ばれる代表的な資産です。昨今の空き家や耕作放棄地といった問題は、主に民有地が放置されている状態を指すわけですが、資産という観点からすれば、運用されていない遊休資産と言ったところでしょう。しかし土地は、元来生活や生産の場として私たちの生活にはなくてはならないもので、 “ランドリソースってどういう意味?” の続きを読む
ランドリソース発進までの、3つの迷い
2月2日、ようやく公益認定の申請手続きを開始しました。振り返るとこの法人は、土地の永続的な利活用を実現するため、個人の所有から法人所有に移行する受け皿として設立したという意味で、当初から公益法人となることを目指してきた訳ですが、これまでの間、次のような3つの岐路を経てきたように思います。
・この事業の公益性をきちんと説明できるのかという岐路
・公益事業とは公益法人でないとできない事業なのかという岐路
・公益法人になる前に公益事業に着手するべきかという岐路 “ランドリソース発進までの、3つの迷い” の続きを読む
所有権と所有義務
ランドリソース活動は、土地所有のあり方についての提案でもあります。 土地所有のあり方は、今の日本においては「所有権」という権利が誰に帰属するかによって所有者が決まります。あえて「今の日本」と加えたのは、地域や時代によって異なるからです。例えば、国の領土について日本と中国では違います。中国政府はすべての領土を所有していますが、日本政府はそうではありません。 “所有権と所有義務” の続きを読む
市場価格のうそ
土地資源の話ばかりしていると、ピンとこない人のために、今日はおカネの話をしたいと思います。私は経済学を学んだことも学ぼうとしたこともないので、素人の意見にすぎませんが、実感と経験でお話します。 “市場価格のうそ” の続きを読む
所有権を否定してみよう
新しいことって、何かを辞めること、何かを否定することでもあるんです。
私が夢中になっているランドリソース(土地資源)という考え方は、土地を「資産」でなく、「資源」として活用しようというもので、今まさにこの概念を使って「空き家の無い社会」の実現を目指して活動しています。
そもそも「空き家はなぜいけないのか?」 “所有権を否定してみよう” の続きを読む
内閣府 公益認定相談会レポート
実は今日の午後、「公益認定申請及び公益法人・一般法人の運営等に関する相談会(関東第4回)」に参加してきました。ほやほやのレポートをお届けします。 “内閣府 公益認定相談会レポート” の続きを読む
定休日は何のため?
笑恵館には2つの定休日があります。一つは笑恵館自体施設としての定休日で、 もう一つはテナントのパン屋(せたがやブレッドマーケット)の定休日。二つの定 休日をめぐり、考えさせられています。 できれば一日も休みたくありません。休んでしまえば、来客数が減り→売り上げ が減り→利益が減ります。 “定休日は何のため?” の続きを読む
SHO-KEI-KAN展Ⅰ
笑恵館の開業を記念して、SHO-KEI-KAN展を開催しました。 “SHO-KEI-KAN展Ⅰ” の続きを読む